サイトアイコン だだっこぶたの小唄

孤独な木

「孤独な木は、仮に育つとすれば、丈夫に育つ」

自然界でサバイヴするために、木々は通常「森」をなすものである。森から離れた荒れ地に降り立ち芽吹いたとしても、その多くは生き残れない。それでもなお、1本で立ち、吹き荒れる風や寒さを耐えて枝を伸ばしたのであれば、それはきっと森で育った木々とは異なる「唯一の木」になる。そしてあなたは、森の木々のように、他を追い落とさずとも、その存在だけですべての光を受け止められる特別な木だ。

このチャーチルの言葉は内向型そのもの。

わたしは他の荒野にいるから、遠くにいるあなたを風や土埃から守ってあげられない。でもどうか知っていてほしい。わたしはあなたの孤独を知っている。眠れないとき、遠くのあなたの孤独を同時に感じます。孤独を受け入れ木が育ったとき、初めて私達は出会えます。その高さになって初めて分かることがあります。芽吹いたその地を疑わず受け入れ、光を水を大地のちからを全力で吸収してほしい。

あなたは唯一の木、そこには花までも咲くはず。

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