レビュー

映画「神様はバリにいる」


【感想】★★★★☆(82点)

概要

日本で事業に失敗した女性が、逃亡先のバリであれこれに巻き込まれるお話。

役者さんたち

堤真一さんってとっても素敵なオッサンになりましたね。大好きです。尾野真千子さんは正義感の強すぎるお顔立ちが苦手だったのですが、本作品でその角が丸くなったような印象を受け、可愛らしく大好きになりました。

感想

人生において大切なことを自分の頭で考える。そのことを切に願う造り手の情熱を感じました。このような作品を観られることだけが、日本に希望がまだ少し残されていることの証明のように感じます。

終始軽いノリでとても観やすいと思います。全てのできごとをご自身で発見していただきたいので、この作品については深くふれないようにしておきます。

エンディングテーマ

湘南乃風「BIG UP」が素晴らしかったです。恥ずかしながらこの達の存在を初めて知りましたが、大きく感動し、立て続けに何十回もリピートで聴いてしまいました。

歌詞が胸に残りました。

  • 夢なき者に成功なし
  • 夢を描くからこそ見えるものがある
  • 夢を笑う者に栄光なし

気になって調べたところ、吉田松陰さんの言葉から来ているのかもしれませんね。映画だけでもかなり受け取る物が多かったのに加えて、エンディングでまた良い言葉に出会えました。

「夢なき者に理想なし、

理想なき者に計画なし、

計画なき者に実行なし、

実行なき者に成功なし、

故に、夢なき者に成功なし」吉田松陰