はじめに

最近一番面白かった映画がいよいよprimevideoで配信開始となったのでおすすめしたい。ジャッキー・チェンに一度でも夢中になったことのある世代には刺さると思うので是非。

prime video 「シャドウズ・エッジ」はこちらから

加齢で華麗なキャスト陣

まぁ、今更ジャッキー・チェンと思う方も多いと思う。私もここ20年ぐらいは彼の作品を追っていなかったのだが、予想は鮮やかに裏切られ、「ああ、ジャッキーも泣きの演技できたんだ」なんて思った。

もう銀幕のスターというには歳を重ねすぎているし、上映館が少ないこともあって当時は観に行くのを躊躇していたのだが、観終わった後の気分は「トップガン・マーヴェリック」に似ていた。主演のおじさん達に余り期待していなかったが、軽く前作を超えていた。シャドウズ・エッジは記憶の中の香港映画とジャッキー・チェンを数倍超えていた。特に、レオン・カーフェイの老獪ぶりたるや。彼は今回代表作を更新した。

レオン・カーフェイ率いる養子軍団はそれぞれ得意の武術があるのだが、これがまた面白い。当時は顔採用の養子軍団と、顔を覚えられない凡人追跡軍団だと話題になっていた。(そんなことはない、ちゃんと子豚はかわいいし、大活躍している)

香港映画の良さ

語れる程に香港映画を観ていないので適当ですまないが、シャドウズ・エッジで再確認したのは武術ベースのしなやかな動きがやたら面白いことだ。そこにジャッキー・チェンの呼吸が加わって幅が広がり、マッチョが出てきがちな洋画とは違った良さがある。また、養子軍団によって戦闘がオシャレでカッコよく現代化されていて、香港映画はいつの間にか新しい時代に入っていたようだ。

アクション映画に詳しくないので、あくまで感覚的なものだが、正直最近の邦画は話にならない。殺陣という意味では、韓国時代劇の方が動きが面白い。そこにまた別角度で面白いのが武術ベースの香港映画だ。おそらく衣装が風圧でどう動くかまで計算して戦闘シーンを組み立てているのだと思うのだが、シャドウズ・エッジの壁やランドリーを使った戦いは動きもそうだが、絵的にも漫画のように完璧なデザインになっているので凄い。

香港映画と言えば、話題になっていた「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」も今はない九龍城を舞台に暴れまわっていて面白い。猥雑で入り組んだ路地のセットがずっと観ていても飽きないし、我らがサモハンキンポーも出演していて、これぞ懐かしの香港映画感満載だ。そして、レオン・カーフェイの養子になれそうなテレンス・ラウも出ているので是非。