「内向型はテレビを観ない方がよい」かもしれないの話。
意図をもって流される情報が偏っているのは言うまでもありませんが、加えて、現在の社会は多数派である外向型の特性を尊重しているため、さらなる外向型バイアスが既にかかっている可能性が高いのです。
「この情報は本当に必要なのか?内向型の自分にも有効なのか?」常に自身に問いかける必要があります。これができない場合、テレビなどのマス相手の情報から距離を置くのはあなたのためかもしれません。
例えば・・・
・成功の法則(起業、働き方、恋愛)
・幸せについて
・最適なライフスタイル
内向型の方は「皆がいいと思っているモノ・コト」から距離があることが多く、そして、問題に対するアプローチも外向型とは異なります。
好きな芸能人や、成功した人が言っているから・・・それで本当に幸せや成功を得られるのでしょうか。「発言者=外向型」かもしれません。
少数派である内向型にとって、一般的な幸せの形やアプローチを当てはめることは難しく、さらに言えば無意味なことかもしれません。また、自信がなかったり、相手の話をじっくり聞きすぎてしまう内向型は、多数派である外向型の意見を正しいと認識しがちです。
「パフォーマンスの上手い外向型が言っているからって正しいと思うなよ」ってことです。あなたの心はその点で無防備になりすぎていませんか?疑いながら聞くことが大切です。
内向型は感じ方が違うんですから、同じことを幸せと思えないかもしれない。外向型の提唱するアプローチは有効ではないかもしれない。テレビも外向型の言い分も正しいとは限りません。自分にとって正しく、有益な情報を探しましょう。これはあなたにしかできない作業です。
若者がテレビから離れたように、内向型もテレビや「常識・世間」から離れてみましょう。そうすることで、偏りがとれ、自分の幸せを見つめやすくなります。