はじめに
半分ミニマリストの私が電気ポットを衝動買いした。結果、ズボラスキルが上がったのでオススメしたい。いつでもお湯があるって、めっちゃ楽。
とく子・できる子
電気湯沸かしが日本で普及し始めたのは、だいたい15年ぐらい前だろうか。すっかりヤカンの出番がなくなり、ちょっとコーヒーを飲むのにも便利と私も長年使っていた。いや～便利便利と。
しかし、近頃在宅時間が長いためドリンクを飲む回数が増えていた。とは言え、エリート・ズボラーの私は、ちょっと別の部屋に行くとか、食器を洗うついでなどにお湯を沸かして、スムーズなお湯コントロールとティータイムを楽しんでいた。現状に甘んじていたのだ。
その日、私は暇だった。実は私は住宅オタクで、将来プロ施主になるべくコソコソと情報を集めては、イマジナリーハウスを設計していたりする。その日はイマジナリーのキッチンに最新家電を並べようとしていた。
私はあまり料理が好きじゃないので、冷蔵庫と冷凍庫を置いてみたりだとか、カップボードの引き出しの高さを考えつつ食器や調味料を収納したりしていた。冷凍庫から宅配弁当を取り出し、レンジでチンする動線なんかも考えてみる。一歩も歩きたくない。ピボットで行きたい。もう一度繰り返すが、これ全部妄想の話。頭おかしいのはわかっているので、何とかこらえて聞いてくれ。
まぁ、そんな感じで住宅設計しながら住宅系Youtubeを観るのが趣味のひとつなので、暇にまかせて観ていたら出てきたのが「とく子さん」だった。
魅惑のとく子さん
この美女の話は知っていた。まだまだダサい・重い・無骨なヤカンが幅を利かせていた頃、友人のひとりが「とく子さんはいいんだよ～」と姉を自慢するように話していたのを覚えている。茶より酒だった私は、「ケッ」と思いながら、魔法瓶タイプのコーヒーメーカーを購入して麦茶を一気に沸かすという暴挙に出た。ズボラは基本、面倒くさがりなのだ。とにかく私にとって「とく子さん」は、罪をも知らぬ白いボディで常に電気を食う悪魔のような女のイメージだった。
しかし、流れてきた「とく子」さんは、カッコよくメタモルフォーゼされていた。ビジネススーツを決めたかのように黒くてシャープなボディになっている。そんなとく子さんのスペックはこんな感じだ。
・蒸気が出ない
・70度設定あり
・給湯量が分かる
この他に、省エネ機能とチャイルドロックもちゃんとある。しかし、お湯を捨てたり洗ったりする場合は電気湯沸かしより重いので、そこはデメリットだ。
私が便利さとは別に良かったなと感じているのは、電気湯沸かしでジャストの水量を沸かせない微妙なストレスが解消されたことだ。ちょっと多めに入れて湯を沸かし、残ったら捨てるというアホみたいなルーチン。たまに足りないこともある。これがズボラにはたまらなく面倒だった。
そんな感じで、とく子さんが着てから私の生活は少し変わった。なんやかんやと常備する紅茶の種類が増えて楽しくやっている。
魅惑の家電たち
いつになるのか分からないが、家を建てた際に導入したいのがお掃除ロボット「DEEBOT」だ。これはロボット自身の掃除も自動でやってくれるという、ズボラ垂涎の一品だ。惚れる。
住宅オタクの私がすぐに買うわけでもない最新家電をチェックしている理由は、存在感のある家電を設計に組み込んだり、コンセント位置を決めたり、スケルトン階段では２階で掃除ロボットが使えなくなるという制限があったりと、商品知識が重要だからでもある。プロのズボラーに失敗は許されない。
また、最強のガス乾燥士こと「乾太くん」という製品があるのだが、これは家族構成によってはオーバースペックとなる場合もあるし、外壁に穴を開けるので気密の影響もある。そして、そもそもエネルギーを電気一本で行くのかどうなのかという、ランニングコストを含めた検討が必要になってくる。
だんだん、なんの話かわからなくなったのでこの辺にしたい。平屋2LDKのイマジナリーハウスが完成間近なので、住宅の話はまた機会があったらしたいと思う。
雑な締め方だが、とく子さんはいいぞ！
おまけ・住宅系Youtube
アホほど登録チャンネルがあるのだが、一部抜粋しておすすめしてみたい。
１）NEVER TOO SMALL
応用できそうな空間分割アイデアが面白い。これを観ながら自分がシェアハウスのオーナーになったら妄想をしている。
２）Luxury Houses
構造と贅沢な空間にワクワクが止まらない。エアビーで一回ぐらい泊まりたい。
３）スマホで簡単バンコクの賃貸お部屋探し
コンドミニアム独特の空間効率が面白い。いつかバンコクに長期滞在したいなと思い、この空間に収める前提で現在ミニマリスト化を進めている。
